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MEDITATE ONLINE

桜も私も


春です

日本の春です

こんなに自然に、素直に、みなの顔がやさしくやわらかくなるならば
大丈夫だと思います
何が大丈夫なのかは分からないけど、
ただ、うん大丈夫、と思う
こんなに、こんなにもやさしい時を迎えられるのだから

今日は10年振りくらいの再会がありました
NY時代の先輩です
彼は精神という映画を制作し、インタビューを受けに東京に来ていました
私がまだぺーぺーで、今もぺーぺーですが、がっちりとディレクターという立場で
仕事をしていた彼
一回り大きくなって(←私がいうな)、最初は全然変わってないですねーと
言いましたが、やっぱり監督業をずっと重ねてきたというか、10年前よりも
がっしりと、どっしりとした印象を受けました

私はNY時代に特にディレクターになったりだとか、作品を何か作ったりだとかしないまま、
自分の人生と恋に落ちて案外あっさりとNYを後にしましたが、
とにかく今日、ビデオカメラを回しながら、彼にインタビューしているそのシーンに
おもわず時の流れを感じて、感動して、またおかしくもあって、吹き出してしまいました

ブログメンタリーでもインタビューをアップしようと思っています
その時に映画の宣伝もしますが、一足お先に予告編です
Daiさんの写真が生きる、ということの力強さと装飾を削ぎ落とした美しさを表現しているなら、
この映画は生きる上で体験する苦しみやせつなさといった面から人間を表現し、
その中に一点のやわらかな光を感じ取れる作品です



個人的な苦しい時を経験して乗り越えてきたこと、
日本にある閉塞感を経験して、その中で生きてきたこと、
それを共に新しいエネルギーに転換しようと
ポジティブバイブレーションの一つになろうとしている
たくさんの1人1人に出会えて、
心からのありがとう

それぞれが、個人という1人の場で、多くの感情や経験と向かい合って来た
だから、君もそれを通ってきたのが分かるから、
私は君のその笑顔の意味が分かる
つながっていこう
分け合っていこう
届けてもらったように、私たちも多くの人に届けよう

ポジティブバイブレーションの波

今日の日本の1日

春だーーーーー


だーーーー


だー


♫♫♫
# by mgigi | 2009-04-06 16:14

写真展を終えたDaiさんの日記

写真展を終えたDaiさんの日記_a0003085_1340880.jpg

新宿写真展を終えて =たった一つの雫から

激動の9日間、新宿写真展は大盛況で幕を閉じました。
人が人を呼び、噂が噂を呼んで たった一つの雫が静かな水面へと落ちていき、
それがきれいな波紋を描きながら広がっていくようだった。

9日間で総入館者数10,630人、一日平均にしたら1,181人(ギャラリーAのみ)
まだ無名な写真家でありながら、こんなにたくさんのお客さんを呼んだ人はいないと
コニカミノルタの関係者もびっくりしていた。

書き込みノートには、キャノンサロンやニコンサロン、日本写真協会など関係者の
コメントも多数あり、異色であるプロキックボクサーあがりの旅人写真家に注目
してくれているのを感じ取れた。

ホームページの写真を見て、生で一度見てみたいと写真展のためだけに福岡や
岡山、仙台や福島など遠くからわざわざ足を運んでくれた人たちも大勢いたし、
エチオピア人たちが総勢30人以上会場を訪れ、自分の故郷を懐かしみ、改めて
自分の国にプライドを持って生きていけると感謝され、全力でハグをしてくれた。

そして来て頂いた方々の残していった想いや祈り、流してくれたたくさんの人々の涙
が日に日に会場を包み込んでいき、まるで聖地ラリベラにいるような神聖な空間にな
っていくのを感じた。

ラスト3日、平日昼間だというのにお客さんは増え続けていき、敏感な人は会場に
足を踏み入れた途端に涙を流し始め、その空気が放つエネルギーを感じ取れる人は
入り口で自然と手を合わせていた。

それはとても不思議な毎日だった。

きっと昨年この世を去った母が(「天国への手紙 より」)会場に来てくれていて、
大きな愛で見守ってくれていたのだろう。
母の肉体は滅んでも、母の愛は永遠に僕の作品の中に宿り続け多くの人の心に
届いていくのだろう。

=偶然の出会いには深い意味があるはず=

何かに吸い寄せられるように会場を訪れてくれた人々との出会いの中で、僕は
短い時間でエネルギーを高めて大切なことを伝えていった。
人の心を動かすのは、言葉ではなくその言葉に乗せた想いや情熱といった
エネルギーが言霊となって相手の心に届いていくのだろう。

僕たちは豊かさと引き換えに何か大切なものを失ってしまった...........

それは無邪気に笑う子供たちの瞳の奥に、支え合う家族のぬくもりの中に、
母なる大地の上に、一人一人の祈りの中にあったとても大切なもの.......
目に見えるものにしか価値を置かなくなってしまった今の日本で、本当は
目に見えないものに真実があり、それをエチオピアという全く正反対な世界を
表現することによって今一度自分自身を見つめ直し、忘れかけている大切なものを
思い出してほしいという一心で僕は生涯を表現者として生きることを決めた。

タイトルの「Origin of humanbeing   Ethiopia」というのも人類学上での
人類の起源というだけではなく、精神意識がばらばらになってしまった今の
日本に今一度「Origin=原点」に還ってほしいという願いから付けました。

会場で手渡していた僕が書いた文章の中 に、
”たった一人の人間が世界を変えることなんて無理だと言われてしまうかも
しれないけど、間違いなくそいつの世界は変えてあげることはできる。

まずは出会う一人一人の意識から、その連続した先に世界は確かに変わって
いくものだと僕は思う。

隣の人に笑いかけた瞬間からすでに世界は変わっているはず”

僕はいつもそのことを信じ”あなたと一つになりたい”
そう願いシャッターを切り続けている。

写真展は大盛況でDai成功で幕を閉じました。
今年6月、このフォトプレミオでの大賞が決まります。

もちろん大賞しか狙っていません。

こんな世の中だからこそ、きっと時代に招かれると僕は信じています。

会場に足を運んでくれた人たちも、行けなかったけど大切な仲間たちも、
そして僕をこの世に産み落とし、死してもなお僕を見守り続けてくれている
大好きなお母さんにもすべてのつながる魂たちに、心からありがとう。

強く深くつながっていきましょう。

            Bringer of the light Dai

http://ameblo.jp/watarigarasu163/entry-10235660759.html

写真展を終えたDaiさんの日記_a0003085_13413221.jpg

photo: Hiromi Suzuki (Dai) http://www.watarigarasu.org
# by mgigi | 2009-04-03 13:38

Daiさん写真展終了

Daiさん写真展終了_a0003085_23211257.jpg
photo: Hiromi Suzuki (Dai) http://www.watarigarasu.org

Daiさんの写真展が4月1日(水)で終了した。
なんと1日平均1,000人が来場したとのこと!!!すごすぎる〜

おめでとう&おつかれさま&ありがとう

母も最終日に訪れてくれて、
心豊になって今ゆっくりお茶をしています、とメールが入った
あの世界観を母ならきっと心の奥で何かを感じ取ると思った
きっと誰でも、子どもからお年寄りまで、どんな人の心にも、心の奥にまで
何かが伝わる写真

以下、パートナーEmikaさんのほやほやの日記です
ブログメンタリーでもDaiさんと一緒にちょくちょく映っている彼女は、
今でいうスピリチュアルな体験を幼い頃から日常的にしている人で
ユダヤ、イスラエルのビジョンを昔から見ていた、
とても気持ちの良いきれいな空気をまとっている人です
恵美香さん、転載しちゃったよ〜☆


 昨日4月1日をもって写真展が終了しました。

人が人を呼び、リピーターも続出で大盛況で幕を閉じました。

9日間で入館者数(ギャラリーAのみ)10,630人

1日平均1000人以上!!

たくさんの人が来てくれてるなとは思っていたけど、この数にはビック リでした

ダイさんの作品を見て涙する人の多さに驚きました。

ダイさんの伝えたいメッセージやエチオピアに対する想いなどが写真を

通して伝わるのか、目に涙を溜めじっと写真と向き合うたくさんの人々

を見かけました

一緒にいてこちらまでジーンとすることが多く、その人達の気持ちが

伝わってきました。

私が話した人全員に共通するのは、みんな目が綺麗で純粋な心を持って

いるように感じました。

新宿の駅前という好条件もあって普段なかなか会えない人たちや地方か

ら出て来てくれた友達など、本当に多くの人たちがこの会場に

足を運んでくれ、本当に嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです

この写真展を通して友達の絆、新たに出会った人たちへの繋がりを強く

感じました。


来てくれた多くの人たちや来れなかった人も含めて、この場を借りてお

礼を申し上げます。


     

      本当にありがとうございました

 



※4月後半からEarth Tribes(地球家族構想)を我が家から(足元から)起こしていくつもりですので是非ご参加ください。
# by mgigi | 2009-04-02 23:17

Lost Generation


これすごいでー
最後までみてね



うえーん、今日お花見行けなかったよー
ねりこが腹痛と熱だよー
熱だして寝る、なんていつぶりだろうか
昨日、雨に濡れて帰ってきたからかなぁ

まぁしょうがないっ

家の中から春の空と色を楽しんでます
桜ってなんでこんなに人を幸せにしてくれるんだろう
# by mgigi | 2009-04-02 13:45

さみしさとのつきあい


只今、たくさんのビデオクリップを一個づつ書き出し中
何に時間がかかるって、この書き出しとネットへのアップロード 泣
眠い…
気持ちを込めてコメンツに返信する気力なく、
マイミクさんが紹介していた、<さみしさとのつきあい>を転載します

日本の春は、ほんとうにいいもんだすなぁ〜
桜のつぼみたちが、ポップコーンのように日々はじけるのを
自転車に乗りながらねりこと楽しむ季節
「咲いて来たね〜」
そんな会話が成り立つもんだから、さらにじんわり来るよ

<さみしさとのつきあい。>

「さみしい」ということばが、
わるいばかりのものじゃないと知ったのは、
写真家の荒木経惟さんの挨拶からだった。

自他共に認める愛妻家の荒木さんの、
奥さまの陽子さんが亡くなって、
独り身になった荒木さんを、
励まそうというような会だったように思う。
会の締めは、やっぱり荒木さん御本人の登場だった。

「俺は、いま、いい感じでさみしいんでさ。
 これは、すっげぇいい感じなんで、
 しばらく楽しみたいからさ。
 邪魔しないでほしいんだよね」

というようなことを言った。
しばらく楽しみたい、いい感じのさみしさ。
ああ、そういうものがあるんだよなぁ、と、
その場のぼくは、すっかり感心してしまった。
そんなことを言える、そんなことを思える荒木さんだから、
あんなふうな写真が撮れるんだ、と、
なにかがちょっと見えたような気がした。
荒木さんは、その時期、
奥さんと暮らしていた家のベランダだとか、
いっしょにいた猫だとか、空と雲だとか、
さみしい写真を撮っては発表していた。

いい感じの「さみしさ」とは、
楽しみたいような「さみしさ」とは、
どんなものなのか。
ぼくは、ずっとわからないままだったけれど、
そういうものは、ある、と思うようになった。

さみしさを表現した作品がある。
さみしさを味わう映画もあるし、
さみしさを描き出す小説もある。
しかし、現実の、「おれのさみしさ」というものを、
楽しんだり味わったりすることは、
なかなかむつかしい。

ぼくは、さみしいのが大嫌いだった。
子ども時代に戻るのがいやなのは、
じぶんではどうすることもできないことばかりの
「無力感」がいやなのと、
ぽつんとした「さみしさ」というものに
会いたくない思いがあるからだった。

しかし、年齢を重ねてきたからだろうか、
いつのまにか、「さみしさ」が、
忌むべき敵ではなく、
まるでともだちのひとりとして数えるように、
近くにあっていい感情になってきた。
いや、それどころか、
「さみしさ」が、
あらゆる感情の土台なのではないか、
とさえ思うようにもなっていた。

「さみしさ」があるから、やさしさもある。
「さみしさ」があるから、うれしさもある。
かなしさも、はらだたしさも、
すべて、「さみしさ」があってこそなのだ。
そんなふうに思えるのだ。

数年前に、さぁ眠ろうと思って寝室に入ったとき、
どういうわけか、
じぶんの寝ていないじぶんのベッドを見た。
どうして、そんなふうに見えたのかわからないけれど、
「じぶんのいない世界」というものが、
そのときのじぶんに見えてしまったのだった。

ぼくがいなくても、世界は続くというのは、
まったくあたりまえのことなのだけれど、
ぼくはそのときはじめてそのことを知った。
ぼくのいない世界で、女房は眠っているし、
友人や知り合いの人たちも、
偲んでいるにしても忘れているにしても、
ぼくがいない世界に生きているのだ。
楽しく遊んだりしているんだろうな。
さみしいなぁ、と。

おれも混ぜてくれよ、といっても、
死んでしまったんじゃどうしょうもない。
さみしいなぁ。

でも、そのときからだったかもしれない。
「さみしさ」は、もう
人間には付き物なのだ。
逃げようとしても、避けようとしても、
人間にくっついているものなのだと、
わかったような気がしてきたのだった。
「さみしさ」を好きになることについて、
ぼくはまだ入門したばかりの新人だけれど、
まだまだこの先も、楽しんでいくつもりだ。

http://www.1101.com/darling_column/index.html
ほぼ日刊イトイ新聞
# by mgigi | 2009-04-01 00:24