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写真展を終えたDaiさんの日記

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新宿写真展を終えて =たった一つの雫から

激動の9日間、新宿写真展は大盛況で幕を閉じました。
人が人を呼び、噂が噂を呼んで たった一つの雫が静かな水面へと落ちていき、
それがきれいな波紋を描きながら広がっていくようだった。

9日間で総入館者数10,630人、一日平均にしたら1,181人(ギャラリーAのみ)
まだ無名な写真家でありながら、こんなにたくさんのお客さんを呼んだ人はいないと
コニカミノルタの関係者もびっくりしていた。

書き込みノートには、キャノンサロンやニコンサロン、日本写真協会など関係者の
コメントも多数あり、異色であるプロキックボクサーあがりの旅人写真家に注目
してくれているのを感じ取れた。

ホームページの写真を見て、生で一度見てみたいと写真展のためだけに福岡や
岡山、仙台や福島など遠くからわざわざ足を運んでくれた人たちも大勢いたし、
エチオピア人たちが総勢30人以上会場を訪れ、自分の故郷を懐かしみ、改めて
自分の国にプライドを持って生きていけると感謝され、全力でハグをしてくれた。

そして来て頂いた方々の残していった想いや祈り、流してくれたたくさんの人々の涙
が日に日に会場を包み込んでいき、まるで聖地ラリベラにいるような神聖な空間にな
っていくのを感じた。

ラスト3日、平日昼間だというのにお客さんは増え続けていき、敏感な人は会場に
足を踏み入れた途端に涙を流し始め、その空気が放つエネルギーを感じ取れる人は
入り口で自然と手を合わせていた。

それはとても不思議な毎日だった。

きっと昨年この世を去った母が(「天国への手紙 より」)会場に来てくれていて、
大きな愛で見守ってくれていたのだろう。
母の肉体は滅んでも、母の愛は永遠に僕の作品の中に宿り続け多くの人の心に
届いていくのだろう。

=偶然の出会いには深い意味があるはず=

何かに吸い寄せられるように会場を訪れてくれた人々との出会いの中で、僕は
短い時間でエネルギーを高めて大切なことを伝えていった。
人の心を動かすのは、言葉ではなくその言葉に乗せた想いや情熱といった
エネルギーが言霊となって相手の心に届いていくのだろう。

僕たちは豊かさと引き換えに何か大切なものを失ってしまった...........

それは無邪気に笑う子供たちの瞳の奥に、支え合う家族のぬくもりの中に、
母なる大地の上に、一人一人の祈りの中にあったとても大切なもの.......
目に見えるものにしか価値を置かなくなってしまった今の日本で、本当は
目に見えないものに真実があり、それをエチオピアという全く正反対な世界を
表現することによって今一度自分自身を見つめ直し、忘れかけている大切なものを
思い出してほしいという一心で僕は生涯を表現者として生きることを決めた。

タイトルの「Origin of humanbeing   Ethiopia」というのも人類学上での
人類の起源というだけではなく、精神意識がばらばらになってしまった今の
日本に今一度「Origin=原点」に還ってほしいという願いから付けました。

会場で手渡していた僕が書いた文章の中 に、
”たった一人の人間が世界を変えることなんて無理だと言われてしまうかも
しれないけど、間違いなくそいつの世界は変えてあげることはできる。

まずは出会う一人一人の意識から、その連続した先に世界は確かに変わって
いくものだと僕は思う。

隣の人に笑いかけた瞬間からすでに世界は変わっているはず”

僕はいつもそのことを信じ”あなたと一つになりたい”
そう願いシャッターを切り続けている。

写真展は大盛況でDai成功で幕を閉じました。
今年6月、このフォトプレミオでの大賞が決まります。

もちろん大賞しか狙っていません。

こんな世の中だからこそ、きっと時代に招かれると僕は信じています。

会場に足を運んでくれた人たちも、行けなかったけど大切な仲間たちも、
そして僕をこの世に産み落とし、死してもなお僕を見守り続けてくれている
大好きなお母さんにもすべてのつながる魂たちに、心からありがとう。

強く深くつながっていきましょう。

            Bringer of the light Dai

http://ameblo.jp/watarigarasu163/entry-10235660759.html

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photo: Hiromi Suzuki (Dai) http://www.watarigarasu.org
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by mgigi | 2009-04-03 13:38